アルコール依存症>アルコール依存症の診断するには

WHOによってアルコール依存症についても診断基準が
設けられています。
医療機関では、まずは問診で過去1年間の状態を確認し、
診断基準に該当する人をアルコール依存症という診断します。

具体的に診断基準内容は、精神的な状態と身体的な
状態についての項目に分かれています。

精神的な項目では、飲酒に対する強迫感があるかどうか、
これが最初に問われます。
お酒を飲まないまでも、自宅にお酒が置いていないと
落ち着かないといったことも含まれます。
また、家まで待てずに途中で飲酒をしたり、
飲酒量もコントロールができないといった状態が
あったりすると、アルコール依存症を疑います。

身体的なことでは、飲酒と中断、止めた時に離脱症状が
起きるかどうかが診断のポイントになります。
止めてしまった時に具体的な身体症状が出る人は
かなり進行しています。
さらに、飲酒量が増えていて、長時間にわたり
飲むようになった人もアルコール依存の進行も後期です。

診断基準人基づき診断されたら、速やかにアルコール依存症の
治療に努めることが大切です。
すぐに禁酒はできませんが、医師の指示に従い早期回復を
目指しましょう。