アルコール依存症>早期の回復にはアルコール依存症を自覚しよう！

一度ついてしまったイメージや印象が誤解を招くことが
良くあります。
アルコール依存症というと、精神的に非常に弱く
お酒に溺れた人だと思っていませんか。
アルコール依存症は、性格や精神的な問題よりも、
その人のお酒の嗜好や生活習慣が大きく影響します。
ですから、恥ずかしい病気でもなく、弱い人間が
なるものではありません。

当たり前にお酒が好きで飲んでいるだけだと思って、
アルコール依存症だと認めない、気づかないでいる人が
多くいます。
自分が一日でもお酒を飲まないと気持ちがイライラしたり、
不安感が募ったりするなどの変化があれば、
それが症状の一つだと知りましょう。
強迫観念のようにお酒を飲むことを習慣化して
しまっていることがあります。
これは既に依存症の状態にあります。

初期の段階であれば、診断、治療、回復も
早期に期待できます。
まずは、自分の飲酒の状態を振り返り、
もしかしたらと思った時に速やかに医療機関を
訪ねてみることです。
アルコール依存症の早期の回復には、本人の自覚が
何よりも大切です。