アルコール依存症>退院後が大切なアルコール依存症患者

監視が必要な病気は、入院すると治療効果も確実に現れます。
アルコール依存症も常に監視された環境で
過ごすことが必要なので、入院して治療することが
回復の早道です。
飲酒していた習慣も、飲みたくてもお酒の無い病院では
どうにもならず、離脱症状に苦しみますが、
医師や看護師のサポートで上手く乗り切ることができます。

ようやく長かったアルコール依存症との格闘が終わり、
いよいよ退院です。

退院したときは、空気の美味しさや、
晴れ晴れとした気分になり、二度とアルコール依存症に
ならないと心に誓うものです。
ところが、その後、普段の生活に戻り、
街を歩けば目に付くお酒、手を伸ばせばお酒が
買える環境にまた身を置きます。
あれほど離脱症状に苦しみ、リハビリを頑張ったのですから、
二度とアルコールを飲むことは無いはずです。

しかし、再び仕事を始めると、ストレスや疲れが溜まり、
お酒で発散させようという気持ちが湧いてきます。

再発を起こしやすいのが退院後です。
十分に本人も家族もそれを自覚して、
日々の生活を充実したものにして、ストレスを
ためないように気をつけましょう。