アルコール依存症>アルコール依存症の禁断症状を克服

離脱症状とも言われるアルコール依存症の禁断症状とは、
体内からアルコールが無くなったとき起きる
体調変化のことです。
断酒をする時には必ずこの症状と戦わなければなりません。
断酒が上手くいかない理由は、この禁断症状の辛さに
耐えられず、再び飲酒をしてしまうからです。

イライラや頭痛、吐き気、不眠などの不快な症状があり、
さらにひどくなると幻覚、幻聴が起こります。
深刻なのは被害妄想で、他者へ迷惑をかけることが
あるので周囲も注意して見守る必要があります。

この禁断症状を克服するためには、入院する方法が
一番安全で確実です。
入院せずに自宅で過ごす場合は、本人と家族が禁断症状に
ついて正しい知識を持ち、よく理解しておくことが大切です。

禁断症状が起きたときに、どのような症状が出るかを
知っていれば、本人も周囲も対応しやすくなります。
アルコール依存症を治療するためには、
どうしても通らなければならない道ですから、
家族と協力をして行うようにします。
アルコール依存症は必ず治るという気持ちで治ることを
信じて根気強く取り組みましょう。