アルコール依存症>相談機関でアルコール依存症脱出

精神科や心療内科に対する偏見は減ってきたとはいえ、
自分がアルコール依存症の疑いを感じ、
受診するとなると躊躇する人がいます。
家族も同様に感じることが多く、受診する機会を
逃しているケースも少なくありません。

こういうケースでは、まず専門の相談機関や患者の会などに
問い合わせてみると良いでしょう。
一人で悩んでいてもアルコール依存症は
進行するばかりで解決策は見出せません。

日本にある相談機関、患者のための会として有名なのは、
断酒会とAA（匿名断酒会）という組織があります。
この2つは、いずれもアルコール依存症患者の
ための専門の会なので、当事者も家族も
相談することができます。

さらに、経験者、当事者の会ですから、
互いに苦しい胸のうちを打ち明けたり、経験談を
聞くことで、アルコール依存症を抜け出すヒントが
見つかることも多いのです。
家族同士も同じ境遇だからから理解しあえる、
共感できることも多く、互いの慰めになります。
どうしても医療機関のハードルが高いと感じるなら、
こうした専門の相談機関を利用することをお勧めします。